不妊治療、人工授精ってどんなことをするの?

通常、精子は性行為によって膣内に放出され、そこから子宮頚管、そして子宮内、
卵管へと上っていきます。ただ、精子は数千万から数億が膣内に放出されるといわれていますが、受精場所となる卵管の先までたどり着くのは、その中の本の一部で、0.001パーセントといわれています。ほとんどは元気がなかったり、子宮頚管部でブロックされたりと、卵管まで到達できないのです。

人工授精というのは、卵管まで到達する精子を増やすために、子宮内に精子を直接入れる方法です。子宮に直接入れるので、子宮頚管部でブロックさせることもなく、妊娠の確立が高まる方法です。

人工授精は膣から子宮内に細いチューブをいれ、精液を0.5ミリリットルほどいれ、その後、5から30分は安静にします。人工授精で気をつけるのは、排卵の時期に合わせることです。しっかり排卵期にあわせないと、妊娠の確率は低くなります。また、精子が良好で十分な数が送り込まれることも大切です。

精子は、夫の精子を採取し、人工授精するのが一般的です。

人工授精で妊娠する確率は、1回で10パーセント前後といわれています。人工授精で妊娠が成立する場合には、6回目までに70から80パーセントの人が妊娠するようです。この6回がボーダーラインとなっていて、7回以上は妊娠率はほとんどアップしないのです。ですから、6回目が終わっても妊娠しない場合には、人工授精を続けていくか、体外受精に進むか、考えることになるでしょう。

人工授精や体外受精は保険適応外なので、経済事情などを考える必要もありますし、年齢や体の状態も見ながら治療を行いましょう。

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