卵巣過剰刺激症候群とは

女性の臓器にある卵巣。卵巣とは3から4センチの大きさなのですが、その中にある卵胞に過剰な刺激が与えられることで、卵巣が腫れてしまう症状です。それだけではなく、腹水や胸水などの症状が出る場合があります。

原因のひとつとして考えられるのは、排卵誘発のときに、過剰に卵胞が刺激されることがあります。クロミフェン療法ではあまり発症せず、hMG-hCG療法で発症しやすいといわれています。また、5から8ミリほどの卵胞がネックレス上に並んでいるPCOSの人は、特に発症しやすいようです。

卵巣過剰刺激症候群になりやすいのは、18歳から35歳の卵巣の反応がいい年齢の人や、痩せ型の人、エストラジオールが高い人などです。重度の卵巣過剰刺激症候群を経験してしまうと、同じような治療は二度と受けることができなうなってしまうようです。卵巣過剰刺激症候群になると、多くの場合には外来で経過観察となりますが、重症の場合には入院が必要となる場合があります。卵巣過剰刺激症候群の治療は基本は「悪化させないこと」で、症状が自然と治まるのを待ちます。hCGは、卵巣過剰刺激症候群を悪化させるので、投与は中止となります。卵巣が大ききなりすぎると、破裂してしまう可能性があります。日常生活は安静にしておくことが大切です。また、体内の水分量のバランスも大切といわれていて、尿の量と水分摂取量のバランスを保つことで、腹水の増加を防止します。それが自然治癒にもつながります。基本的には、卵巣過剰刺激症候群を発症させないことが大切です。

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